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池上明哉

いけがみ はるや
1935 - 2007
慶応大名誉教授 倫理学 東京都
2021.06.13 ID:1259898
林深雪
1980年代初頭に池上ゼミに在籍していました。「14歳からの哲学」で世に出た池田晶子を含め、4,5人のゼミ生でメルロポンティを原書から順番で訳読し、訳読し終わる度に池上先生が解説するという授業スタイルでした。西洋近代哲学の思考枠組みである主観客観の二元論をどう克服するかというのが先生の問題意識だったように思います。デカルトのコギトとはちがう「身体」に関心を持っておられました。あれからもう40年近くの歳月が流れ、私も還暦を迎えました。そして今はっきりと思うのです。「生きる」ということは味わうこと、感じることです。味わうことは味覚という「主観」でも食べ物という「客観」でもありません。また「あなた」は死んで冷たくなり硬直した「肉体」でもなく、肉体を離れて天国に住まう「魂」でもありません。池上先生は私たちが学生のころ、一度自宅に招いてくださり、奥様の手料理をご馳走になりました。あの日のごちそうの味も先生の授業も私の思い出の中で生きています。でもそれは私たちがあの日を「生きた」からです。笑うこと、傷つくこと、「生きる」ことはすべて経験です。笑うこと、傷つくことは不思議と一人ではできない。
2020.11.17 ID:1139895
父がお世話になりました。
2020.02.20 ID:383388
安らかにお眠りください
2019.06.02 ID:310004
萬遜樹
池上先生
 1970年代半ばに、先生の近代哲学史を受講しました。内容は近代主客二元論の歴史でした。印象に残っているのは、デカルトの近代主観性、カントのカテゴリー論、そして近代主客二元論の最終完成者としてのサルトル、その克服を試みたメルロ=ポンティ。ご自身が当時信奉されていたメルロ=ポンティの思考の素晴らしさを説いておられました。また、歴史と主体性の問題にも熱心に取り組んでおられたように記憶しています。毎講義、楽しみに受講していました。ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。
2019.01.29 ID:280339
哲学倫理学特殊でお世話になりました
2018.09.28 ID:258792
H・M
 池上明哉先生の授業は、内容は難しかったですが、丁寧に説明されていたため、倫理学や哲学の全体像が理解しやすかったです。学生には大変評判がよく、最後の授業が終わると、学生から拍手が湧きました。講義内容を十分理解するために、履修後、講義ノートをガリ版で印刷した人達もいたと思います(私は入手できませんでした)。とてもいい先生でした。
2014.10.23 ID:135520
慶應大学で哲学をとって、サルトルのことを調べていたらこのページにたどり着きました。あなたの授業を受けてみたかったです。
 ID:81828
お悔やみ申し上げます
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